「勉強しなさい」はもう言わない!自分から学ぶ子供を育てる3step
- 和馬 安達
- 5月28日
- 読了時間: 3分
更新日:6月1日
1.勉強しなさいと言わずに勉強する子に育てたいと思ったことはありませんか?
「勉強しなさい」と言えば言うほど、子どもは勉強から離れていく…。
そんな経験、ありませんか?
本当は言いたくない。でも言わずにいられない。
多くの保護者が一度は抱えるこのジレンマ。
できることなら、自ら進んで机に向かう子に育ってほしいと思いますよね。
今回は、そんな理想を少しずつ現実に近づけるためのヒントをお届けします。
2.家庭学習の壁と現実
現代の家庭教育において、「家庭学習の習慣化」は大きなテーマとなっています。
文部科学省の調査(令和元年度「全国学力・学習状況調査」)によれば、小学生の約40%が「家庭での学習に課題がある」とされています。また、家庭で「勉強しなさい」と言われ続けることで、学習自体への抵抗感を持ってしまうケースも少なくありません。
一方で、学びに前向きな子どもたちは、決して強制されているわけではなく、自らの興味や成功体験によって「勉強って面白い」と感じているのが特徴です。では、どうすればそのような環境をつくることができるのでしょうか?
3.“やらされる勉強”から“やりたい勉強”へ 3つのステップ
子どもが「やらされる勉強」から「やりたい勉強」に変わるためには、親の接し方が大きなカギを握ります。以下の3つのステップで、少しずつ子どもの意識を変えていきましょう。
ステップ①:子どもの“得意”や“興味”を見つける
まず大切なのは、「勉強」という枠にとらわれず、子どもが好きなこと・得意なことを一緒に見つけることです。
たとえば、虫に詳しい子なら図鑑を読んで観察記録をつける、漢字が苦手な子でも物語を読むのは好きかもしれません。
「これは勉強になる」と思わずに、「楽しんでること」を一緒に喜んでください。学びのきっかけは、案外そんな日常の中に隠れています。
ステップ②:「できたね!」を見逃さずに承認する
勉強を続ける最大の原動力は、「自分ってやればできるかも」と感じられる成功体験です。
小さなことでも「できたね」と声をかけることで、子どもは自己肯定感を高めます。
たとえば、プリント1枚をやり終えただけでも「集中してやれたね」と肯定的に受け止めてあげましょう。
ステップ③:目標を“子どもと一緒に”立てる
親が勝手に決めた目標よりも、「自分で決めた」目標の方が、子どもは責任感を持ちやすくなります。
「来週のテストで50点以上とれたら一緒に好きな本を買いに行こう」といった、楽しいゴールを設定すると効果的です。
このとき大切なのは、“一緒に”決めること。親の思いを押し付けず、子どもの声を尊重してあげましょう。
4.無理せず、少しずつで大丈夫
すぐに変化を求めすぎないことがポイントです。
最初から「進んで勉強する子」に育てようとすると、親も子も疲れてしまいます。
まずは「1日5分の音読」「週1回の一緒にドリル」など、小さな目標からスタートして、徐々に自立を促していきましょう。
また、できない日があっても責めずに「どうしたらできそうか?」を一緒に考える姿勢も大切です。
5.子どもの“やる気”は、親の工夫で引き出せる
「勉強しなさい」と言わずに勉強する子に育てるには、
親が“環境づくり”を整えることが何よりの近道です。
まずは今日から、子どもの「好き」や「できた」に目を向けてみてください。
それが未来の学ぶ力につながります。
6.もっと気軽に、子育て情報を受け取りたい方へ
今回ご紹介した内容のほかにも、子育てに役立つヒントや、親子で楽しめる遊び・イベント・地域情報などを「ままぱぱポケットのInstagram」で日々発信しています。
忙しい毎日でも、スマホでサッと見られて、ちょっと前向きになれる。そんな“ポケットに入る子育ての知恵”をお届けしています。
\フォローはこちらから/👉 @mamapapa_pocket(※リンクはダミーです)
ぜひお気軽にのぞいてみてくださいね!



コメント